ブログ|囲碁教室碁円

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囲碁の上達ポイント。石を取る効率をダウンさせよう。(n‘∀‘)η

こんばんは。豆腐の角です。

今回はこのような棋譜解説動画をupしました(n‘∀‘)η

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石は最短手数で取るのが一番効率が良いです。無駄がないので。

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ところが一個の石を処理(取る)のに何手も必要以上に手がかかってしまうと効率ダウンしてしまうんですね。石の働きがえらいことに(´;ω;`)

 

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これが動画内で喋ってることですね。

少ない石数で取る、逆にたくさん石をかけさせて取らせる、というのが上級の考え方です。

このへんの棋理についてもそのうち動画でupしますね。

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人工知能を超える人の感覚

細部に神が宿る (1)

 

おはようございます。豆腐の角です。

最近こんな記事をみました。

将棋の藤井聡太さんが、人工知能が6億手を読んで判断した手を藤井さんは23分で着手に至ったとのこと。

ここからみえてくるのは人間が積み重ねた経験、そこから生まれる感覚というのはやはり人間のすごい所だと思う次第です。

人は経験を通して「これはしてはいけない」「これはこういうもの」など感覚的に思考を深めなくても判断を絞ることができます。人はそれを感覚とも呼びます。

強い石に近づかない、という棋理がわかっているなら、そのゾーンを打とうという判断はしなくていいわけです。

つまり無駄な思考が減らせる。

思考する材料は、多ければいいというわけではありません。

材料が多すぎると「迷い」や「悩み」になるからです。

たとえば料理をするとして、冷蔵庫を開けますよね。入っている食材が卵とベーコンしかないなら、「ベーコンエッグでもするかあ~」となります。

ところが他にも食材が豊富にあれば、選択肢は多くなります。

人間は選択肢を絞ることができる、というのが強みだと思うんですね。

たしかにAIは優秀です。ですが人間の無駄な思考を捨てる力、感覚は人間のほうが「まだ」優れている気がします。

しかしAiの登場でみえてきたことはAI同士での対戦での「経験」と「試行錯誤」の繰り返しをすることで人を超えてきたということ。それは人間らしくもあり、上達のプロセスは同じなんだということです。

AIはAI同士で何万局という対戦を一瞬で終わらせしまいます。そこから生まれる「失敗」それを前向きに捉えて打ち続けられると進化することができる。

これは人間がどうしたら強くなれるのか、を教えてくれている気がします。

今、身体に電気信号を送ることでヴァイオリンニストなどの動きを素人の人に送って、同じ動きをして覚えさせる、という実験を海外でされているのをみました。

AI科学と人間社会がどう向き合っていくのか。そこから何を学ぶのか。

面白い時代に突入したとおもいます。

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手筋タイムトライアル「断」の動画をupしました(n‘∀‘)η

こんばんは。豆腐の角です。

今日お送りした動画は新シリーズです(n‘∀‘)η

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かっこいい!クール!をテーマに動画を撮りたい(そういうキャラじゃないんですが)

外国の方がみてもなんとなくわかる!(n‘∀‘)ηcoolJapan!みたいなノリで作りました(笑)

まあこのBGM使いたいだけなんですけどね(゜レ゜)

今後ネタが溜まり次第Amazonの電子書籍化も検討中です(n‘∀‘)ηよろしくお願いします。

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伝統文化の逆襲

細部に神が宿る

 

こんばんは。豆腐の角です。

本日はこのような動画をupしました(n‘∀‘)η

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最近私は伝統文化を現代で復活させるにはどうしたらいいだろう、というのをテーマに色々企画を考えています。

最近YouTubeをupしだしたのはその一貫といいますか。

囲碁も人口が減ってきているのですが、ほかの伝統芸能に関するものの担い手が減りつつある、というのは危惧されるべきことがらで。

伝統文化を現代の技術を使ってどう魅せれるか。

新しい形での表現を作るにはどうしたらいいのかを模索中です。

最近長唄をされる方とお友達になったのですが、やはり若い世代というのは少なくなっているようでして。なにかコラボできないかなと考えているところ(゜レ゜)

伝統を大事にすること、伝統に甘えることは違うんですよね。

大事なところは残しつつも、何を進化させるのか。道はまだ長く遠ひですねえ。

今回はまとまってないお話でございましたが、何かされていらっしゃる方、ぜひともお声かけくださいませ。なにか協力できれば幸いです。

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守破離と囲碁

守破離 と囲碁

 

こんばんは。豆腐の角です。

守破離ってご存知ですか。

日本の古くからある芸事の師弟関係の成長過程であり、成長プロセスの元祖的な考え方です。

修業をするにまず師匠から教わった型を徹底的に「守る」ことからはじめます。

「守」の時代は徹底的に一つの型を鍛錬し、練り上げる。型を身につけたら様々な型を学び吸収し、自分に一番合った型を求め、暗中模索することで既存の型を破る「破」

そして師を超え、様々な型をも超えて新しい型にたどり着くことの境地を「離」

『型があるから型破り、型がない人間が型を破ったら「形無し」』

とは昔の偉い人が言った言葉です。誰の言葉でしたっけ(;´д`)もう忘れてしまいました。

囲碁においてもこれは大事なことです。師匠がいない人でもこの考え方を元に勉強方針を考えることができます。

たとえば先方を一つに絞りそれを自分の中で「守」とする。

私はちなみに二連星を五段になるまで使い続けました。棋譜並べをしたときに並べた人が「しつこいくらいこの人は同じことを続け、その型の変化を学び切るまで一つの型を使い続ける」

という話を読んだからです。

一つの型に絞ることで、相手がされることは限定されます。そこから生まれる変化も多数なれど、大なり小なり似た変化はおきます。

そこでその変化に対する研究をし、少しずつ改善していく。

そうすることで自分の上達のプロセスがわかりやすくなりますし、自分の勉強することが整理されます。

多くの人は「どうすればいいか」で悩みます。そこを「どうすれば二連星で勝てるか」と具体化させていく。じゃあ次に「二連星を模様を作って、相手が焦って入った石を攻撃して勝つ」⇒「じゃあ模様を作る定石を学ばなければ」と勉強方針が見えてきます。

抽象的なこのゲームを以下に問題点を具体化させるか、が上達のカギになります。

芸術だ、こういうものだ、で終わらせては上達などできません。

より細部まで考えられるようになると、そこから「破」がみえてくることでしょう。

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固定観念と囲碁

名称未設定のデザイン (2)

 

こんばんは。囲碁教室碁円です。

本日はこのような動画をupしました。

囲碁教室碁円ではYouTubeに毎日動画を投稿中です。是非ちゃんねる登録おねがいします!

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今回のポイントは、石を多く取ったから良いというわけではないということ。

厚みは内にエネルギーがこもっていると、働かない。取られた石数は少なくても外回りに影響するほうが良い、という話でした。

囲碁は戦争ゲームと言われているのですが、まさにその通り。

世界は長い歴史の中で多くの戦いをしてきました。

その中でもやはり戦争で大事なことは何か。それは情報です。

盤面に置かれた石から得られる情報を整理し、そこから戦いを仕掛けるのか、仕掛けないのか。安全にいくのか、決死の覚悟でいくのか……

情報を制すものが囲碁を制します。

そのためには知識を得る、知ることです。

そしていま壁に当たっている大人の方へ

大人になると固定観念が壊しにくくなります。

ある程度上達すると必ずその今まで築いてきた経験で生まれる固定観念。

しかしそこから先にいくにはそれを壊さないといけない。

人は雲を見たときに「ああ、あれは牛だな」「いやゴリラにも見えるよ」

と形を作り安心しようとします。

固定観念がなぜできるのか、それは人が安心したがるからかもしれません。

大事なことですが、さらに上にいくには壊さないといけない。

大人になると固定観念を守ろうと固執してしまう。だから新しい世代にいつしか抜かれてしまい世代交代というのが生まれます。

常に今自分の中でこうだ!と思ってしまっているものを壊すことができるのではないか、そういう風にみれると前に進んでいきます。

上手の手は正しいと思い込んでいませんか?相手の手が正しい手なのか疑うことはできていますか?

また囲碁だけでなくネットでは強くなれない!とか決めつけていませんか?

自分の中の何かを壊していくことができるか、考えてみましょう。

そこに成長のヒントが隠されている可能性があります。

羽生善治さんの言葉「運命は勇者に微笑む」固定観念を壊し続けた方だからこそいえる言葉。もっと早い段階で世代交代してもおかしくなかったはず。

長いこと君臨し続けられた方がされてきたのは常に固定観念の破壊にあったのではないか、と常々おもいます。

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9路の考え方は19路でも活きる

こんばんは。豆腐の角です。

最近毎日YouTubeをupすることを自分のノルマにしています(゜レ゜)できたら二つ以上。

本日は効率の良い受け方についてです。これをまずはみていただいて、これの19路応用編についてもお話していきます。↓画像クリックでYouTubeに飛びます。

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動画内でもでてきたこの形。19路だとあの定石で出てきます。わかりますか?

(´∀`*)ウフフ

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星にカカリからハサミ、三三で出てきます。

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ここで黒は黒1とサガリも動画内でてきた形ですね。はじめてみた人もいるかもしれませんが、これも定石です。Aの飛びをみている打ち方です。

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ノゾキにつないでない形でのトビというのは、三線では頻繁に打たれます。

ケイマにカケてできる定石や……

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このような三三定石でも見かけますね。

それぞれノゾキになっているところを突っ込めば、キリは二箇所できます。

しかし……

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出を打って白が止めた形。キリは二箇所のこっていますが、△の白は体力5。

健康体なのでキリがうまくいきません。

 

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キリに対して白2と受けることができます。△は切られたのに体力が4。黒は2です。力関係は明らかですね。

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感覚的に理解できないのであれば、こういうふうに理屈で考えて理解してしまうのも一つだとおもいます(゜レ゜)接近戦はこういった仕組みの理解をコツコツするところから、です。

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プロの囲碁解説をはじめました!

 

こんにちは!YouTubeにてプロの囲碁解説を僭越ながらはじめさせていただきました

最近の棋譜を中心にしつつ、色々な対局動画をupしていきますね(*´∀`*)

拙い動画ですが、少しずつレベルアップしていきますのでよろしくお願いします。(*´∀`*)あ、あとチャンネル登録もしてくれるとうれしいです!よろしくおねがいします!

↓クリックでそのままみれます!

 

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大人とこどもの勉強方法2

充実した日にしよう。良いことで一日を満たそう!

こんばんは。豆腐の角です。

今回は昨日の続きですね。

こどもは身体で覚える力が強いですが、大人は身につけた知識や知恵・ルールなどの世の中のしがらみが邪魔をして素直に盤面をみれない、難しく考えすぎてしまうのが伸び悩む方が多い現実なのかなと思います。

正確には、知識や知恵をうまくコントロールできていないのではないか、というのがあります。いわゆるしがらみから生まれる「感情」です。

では感情に邪魔をされずに碁を打つにはどうしたらいいのか。

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徹底的に仕組み・知識・知恵をつけることで、怖いという感情を攻略することです。

怖い、という感情はどこからくるのか。それは相手が何をしようとしてきているのか分からないからです。

あるいは石を取られた経験が恐怖となって邪魔をしてくることもあります。

では具体的にどうすればいいのか、です。

まず第一に仕組みを理解すること。

こどもは勉強をなんでもいいからやらせてれば勝手に身体で覚えてしま子が多いです。(もちろん例外もある)

しかし大人は、どうしてこの勉強をする必要があるのか?何のためにするのか?最終的にどうなるためにするのか?と思考で徹底的に考えていく必要があります。

そこに感情が入らないくらい、頭で考えちゃう。枠にハメちゃう感じです。

 

たとえば○と白がきました。これに黒さんは恐怖し、どうしようか迷ってしまいます。

しかし黒の5子の体力は4、白の△は2、落ち着いてみれば黒が体力差で圧倒しているので負けるはずがありません。

この体力で数値化というものは、こどもさん、昔からしている人やこどもさんなどは感覚的に掴んでいて、こういう数値化をする必要がありません。

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しかし大人からはじめた人で、感覚的にこういう接近戦が難しい。

じゃあ数値化して理屈で考えられるようにしちゃえばいい。

そこに感情が入る隙間がないようにしていく。

ほかの分野も、より理屈で理解できるようにできないか。

昔は感情論での「気合い」「こんなとこはこういうもん」

というものが囲碁界を支配していました。

これから私たちが求められるのは囲碁という抽象的な世界の言語化です。

これから私は言語化により力をいれて大人の誰もがある一定の水準になるものを作りたいと考えています。

「気合い」「こんなとこはこんなもん」で理解できる人もいます。

でも稀人です。絶対昔伸び悩んでいた人も、言語化された「理屈での理解」でわかる人がいたとおもうんですね。

身体で覚える、ということも仕組みを理解すればおそらくすっと素直に見れるようになると思います。

これから私はYouTubeでの動画制作・ブログの記事制作に力を入れ言語化に努めてまいりたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。YouTubeチャンネル

⇒ https://www.youtube.com/channel/UCataaOqTgvkYVJqqGQsYz7w/

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大人とこどもの囲碁勉強方法~身体で覚える?頭で理解する?

茶 アイデア アイキャッチ インスタグラムの投稿 (1)

こんばんは。豆腐の角です。今回は大人とこどもでの勉強方法の違いについて解説していきます。

皆さん「ああ、もっと早く、子供の頃にはじめておけばよかった」と誰しも思われるかと思いますよね。私も思います笑

私を含めて囲碁を子供の頃に覚えてプロを目指してきた人たちは、「身体でおぼえる」ということを第一に求められます。

ピアノもそうですね。これはなんでだろう?と昔考えたことがあります。

こどもの時ってやたらと覚えるの早いですよね。言葉も教えていなくてもいつのまにかしゃべれるようになっていたり。

私はこどもの時代、特に一般的な幼少期というのは動物的な野性の本能のようなものが残っているからかな?と思っています。

野生動物の世界は弱肉強食。早く動けるようにならないと食べられちゃいます。

頭が追いつかなくても、身体で覚える力があれば理屈をすっとばして覚えてしまえます。

だからこどもの時代は身体で覚える力がずば抜けているのかなと考えています。

幼少期から小学校6年生くらいまでは身体で覚えてしまう力が強いと指導経験的に思います。

中学生くらいになると段々と知識・知恵・道徳・ルールなどが身についてきて、身体で覚えるだけでは上がりにくくなってきます。もちろん個人差にもよりますが。

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大人になってもある程度は身体で覚える能力はあります。

しかし大人になるまでに身につけた知識・知恵・ルールが、身体で覚える、いえ「身体で受け入れる」ことを邪魔してきてしまう人が大半です。

たとえば「○○さんが打つ手だから正しい」と思い込んでしまうこと。知らないあいだに上下関係のようなものを作ってしまい、壁を自分から作ってしまう。相手の着手が悪い手だとは全く疑わない。

打ちたい手があるけど、生意気と思われないか、怒られないか、様々な感情が邪魔をしてきます。

そうすると身体で覚える、受け入れる、ということが難しくなってきますね。

ではそういう大人はどうすれば上達すればいいのか、違うやり方があるのではないか、と考えなくてはなりません。

 

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こどもにはなくて、大人にあるもの。それは知識・知恵ですね。

先ほどはそれらがあるから邪魔をしてしまうケースが多いと書きましたが、うまく使えば上達の力になります。

では知識知恵はどうすれば生かされるのか、を次の話で考えていきましょう。

次回につづきます。

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