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第三弾制作決定!(n‘∀‘)η次回は模様の消し方・考え方です。棋譜募集のお知らせ

おはようございます(n‘∀‘)η最近眠りすぎて変な時間に起きちゃう豆腐の角です。

先日第二弾の発売をご案内したばかりなのですが、実は第三弾の書籍化も決定しました(n‘∀‘)ηきばらな。

次回作は模様消しについて。模様の消し方を知るためには、打ち方だけでなく形勢判断のやり方からレクチャーしないといけません(n‘∀‘)η

なぜなら模様消しは戦わずして勝つ戦略だからです。

また、アマチュアによくある勘違いが、模様消しって完全に0目の地にする手だと思っている人が結構います(;´∀`)違います。

相手に対して「このラインで模様囲ってくれるぶんなら、ええよ?」という線引きをすることが目的です(´・ω・`)

相手の地を0目にしようとすると、必ずパンチが飛んできて苦しくなります。

しかし、相手にそんなパンチがないもんだから泥仕合になる、なんてことも(;´∀`)

そんなあなたにオススメの模様消しの考え方・消し方を学べる本を書きたいと思います

さて、そんな中でみなさんにお願いがございます。

模様消しで困った!という棋譜を是非お送りして欲しいのです。

プロの碁ではなくできるだけアマチュアの碁を採用したい、という思いがあります。読まれるのは皆さんアマプレイヤーですので、アマの碁のほうがしっくりくると思うのです。

本に採用した棋譜は匿名で段級位のみ記載などさせていただければ幸いです。

是非皆様ご協力よろしくお願いいたしますm(_ _)m

まずはお問い合わせまたは

contact@igo-goen.com

にお送り下さい。送り方がわからない場合はメールくだされば幸いです。

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6月は当教室の書籍第二弾!「指導のプロ直伝! 初段の力がつく 囲碁・基本問題集 」の発売です。

こんにちは!皆様お久しぶりです。囲碁教室碁円の豆腐の角です。

コロナ騒動もあり、書籍原稿との格闘もありましたが、ようやく第二弾が今月6月11日より発売です!(現在Amazonにて予約受付中です)

 

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「指導のプロ直伝! 初段の力がつく 囲碁・基本問題集 」

というなんとも恐れ多いタイトルですね(^_^;)

今回の問題はダメ場の問題や接近戦の問題などを取り上げたりという次の一手形式の問題集スタイルとなっております。

詰碁などと違い、AかBかを予想するだけ!でも繰り返すことで自然といいところに石がいく!?

というのが狙いです。

ボクシングでいうところのミット打ちです。(´・ω・`)急所急所にパンチが自然といくように、ボクシングのトレーナーは人体の急所にミットを構えます。

これを囲碁でもできないか、練習に取り入れられないか(´・ω・`)というのをよく考えた結果このような形となりました。

前回とちがい教科書というスタイルではないので、教科書を期待していた方には落胆されてしまうもしれませんが、気楽に取り組んでいただければ幸いです。

発売は6月11日ですが、本屋さんによっては数日早く並んでいることが多いです。

前回の書籍であったのがAmazonで予約された方よりも本屋さんで早めに並んでいたので購入したという方が多かったんですよね(^_^;)

それでは今回も本屋さんで見かけられた際は是非手に取って見てやってくださいませ。

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勝ちへの道は一つではない。

こんにちは。豆腐の角です。

今日は勝ちパターン的なところの話をしていこうかなと思います。

勝ちってすごくシンプルな言葉ですが、これほど多くの人を悩まして苦労させる言葉もないでしょう。

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囲碁には勝ち方が無数にあります。終局までのゴールまでの道のりは一つではありません。

序盤模様を作って中盤で終わらせてしまうのも一つの道であれば、後半まで互角の形勢を維持し、後半のヨセからギアチェンジして後半で差をつける打ち方であったり。

楽して勝とうとするのも一つの道なら、茨の道を苦労して歩いての勝ちもまた勝ちです。

「勝ち」というゴールを目指す過程、道が囲碁には無数にあるんですね。

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もしかしたらあなたは一つの勝ち方にこだわりすぎて、違う道を選んだほうが勝ちやすいかもしれません。

たとえば、石を取るのが好きで自称力碁の人。たしかに石を取って勝っているんですが、勝率は三割。しかも通用しているのは周りにいる非力な方が相手だから。

だから勘違いしてしまう方も多くいらっしゃります。

私にはとても全然力碁に見えませんでしたし、違う碁のほうが向いていると思いました。

それで戦い方の見直し、過程の見直しを提案させてもらって勝率が上がった方が何人もいます。

勝ちに至る過程は無数にあり、結局ゴールの「勝ち」に届けばいい。

そんな風に考えると色々な楽しみ方が増えてくるのではないでしょうか。

また、今までのスタイルで通用しなくなった、伸び悩んでいる方については次回のブログ記事を読んでみてください。

それでは次回またお会いしましょう。

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基礎手筋について 筋を知り、数をこなして目を肥やし、反復で速度を上げる

こんばんは。囲碁教室碁円の豆腐の角です。

囲碁の本は何をすればいいか。そう言われることがよくあります。

手筋や詰碁をするにあたって基本と書かれたものが相当難しくてびっくりしたと。

はい。これはですねー正直、囲碁界の大きな問題の一つだと思うんですよね。

私の中では問題には二つあります。「基礎」と「基本」です。

基礎は入門から初段までに身につけておきたい手筋。あるいは人によってはそれ以上の人でも足りてない・知らないのが基礎の部分です。

次に「基本」囲碁の基本と言われるものは、基本的に五段以上だと思っておいてください。

基本死活辞典というものがあるのですが、あれが全部きちんとできたら五段~プロ級です。

ただ、書籍にはそういった事は書いてないし、基礎と基本が本によっては「基本」としているけど「基礎」の問題が入っていたり。

うーん統一しないといけないんじゃないか。そう思うんですね。

そうしないと基本があまりにも難しく、こんな事が分からないと囲碁というものは打てないのか、となってしまうんじゃないか。

新規の人は思うんじゃないかなあと。

これはプロの先生たちが、どの問題が基礎としよう、という分別をしていないのがいかがなものかとおもう所でして。

批判しているわけではないのですが、体系的なものを作ることをしてほしいと思うのです。

まあ私がぼちぼち作る予定ではあるのですが(;・∀・)誰も造らないので。

ちなみに基礎だけでも奥が深いし、でも理解できない問題ではない、というのが基礎かなと思います。

手筋はずっと終局まで使い続けます。取る・受ける・連絡・接近戦・捨てる・ヨセ……すべての要素に手筋が絡んでいます。

なので強くなるには

より多くの手筋を知ること。

そして反復し、読みを速やかにすること。

この二つがもっとも効果的であり、即効性があります。

私は書籍にも一つの本を集中して繰り返し読むようにお伝えしておりますが、

手筋や詰碁などの本は数多くのものに目を通すことも大事です。

それがあなたの碁を豊かにするでしょう。

とにかく多くの手筋に触れてみましょう。

意外と軽視されがちなのはヨセの手筋。ヨセの手筋は総合力がつきますし、ヨセ以外の所でも有効に応用が効くのでオススメです。

是非取り組んでみてください。

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囲碁は上達したいけど、やるべきことが見えない人に。

こんにちは。囲碁教室碁円の豆腐の角です。

囲碁のレベルアップには、必ず自分が今どういう勉強をしてどう学べばいいのか。

というのを考えていく必要があります。

好きな事がある人はわかりやすいですね。攻めが好きなら攻めを伸ばす方針で、戦わずして勝ちたいなら戦いをかわす打ち方を磨いて、形勢判断やヨセを磨いて終盤力を磨いていったり。

ただし、まだ始めたばかりの人、あるいはある程度打てるけど、自分が何をすればいいのかわらない人。やっぱりいます。

一番は好きな事を見つけて、それを勉強していくことが一番の方針だと思います。

が、何が好きなのかもわからないという方も、やっぱりいらっしゃいますよね。

囲碁あまり好きじゃないけど、とにかく勝ちたいっていう人もいますから。

そういう方は一度無料相談をお受けください。mailにて棋譜を簡単に見させていただいてお話をきいて、お答えさせていただきます。

無料相談は、予約/お問い合わせより。必須の項目を適当に埋めていただいてお送りください。

19路入門の方はまず序盤の打ち方をクリアにしましょう。

定石を絞って覚えてそれを使うところから。

入門の方は広さになれていません。なので広さを埋める定石、布石をまずは覚えるところからはじめてほしいのです。

中盤に入れば原始的な力が求められますから、盤面の広さでのハンディは埋まります。

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基礎手筋の習熟度で出来るようになること。

 

こんにちは。囲碁教室碁円の豆腐の角です。

今回は基礎の手筋の習熟度を上げることが如何に大事か、というのをお話したいとおもいます。

まずこの局面をみてください。黒番です。白□は欠陥があります。

手筋を放ち白地に侵入しましょう。

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まず黒1は手筋もなにもありません。一番最初にこれを発想した人は基礎手筋が足りないと言わざる得ません。( ̄◇ ̄;)

 

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黒1が正解。
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左図白2なら黒3~5で侵入成功。右図も然り、右から2は3の切りからあたりの連打で侵入解決です。

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これは下図の基礎手筋割り込みからの応用にすぎません。

テーマ図は、直接石を取る問題ではなく侵入なので厳密におんなじではありませんが、一つの手筋を深く習熟することによって
テーマ図のような局面ですんなり筋を発見解決することができます。

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囲碁教室碁円10分プロジェクト プロの碁ハイライト

こんばんは(n‘∀‘)η今回はYouTubeにて10分で学ぶプロの碁ハイライトをお送りしました。

10分で学ぶ囲碁シリーズを動画にてお送りしていきます。画像クリックで動画に飛びます。

YouTube Preview Image

今回は彦坂九段と鶴山九段の一戦。

ベテランと若手のぶつかりあい。

彦坂九段は筋の良さとサバキ・シノギに定評のある打ち手。軽妙な打ち回しを学んでみましょう。

すべて理解することはできなくても、なんとなく感じられるところがあればOKです。

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囲碁の問題の取り組み方~簡単な詰碁を解いて処理速度を上げよう。

 

こんばんは。囲碁教室碁円の豆腐の角です。

囲碁のレベルアップには簡単な詰碁や手筋の問題を繰り返しやることが必須です。

ただし、闇雲に解いていても効果は薄いでしょう。目的を意識して何のためにするのか、を心がける必要があります。

私の中で詰碁や手筋の問題で以下の三つを意識しています。

 ①簡単な手筋の発見能力のスピードを上げる。

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私は不器用なのでこれらのどれか一つに絞って問題に取り組みます。また絞ることで効率的に学ぶことができます。

①の手筋を発見する力をつけるなら、とにかく詰碁や手筋の初手だけ当てにいきます。初手には手筋発見能力が求められる問題がほとんどだからです。

初手だけを見つけたらどんどんページをめくりましょう。最後まで読む必要はありません。とにかく初手だけをとにかくスピードと数をこなしましょう。

5秒以内に初手を出しましょう。間違えていても構いません。初手の答えだけ見て次へ。 そうすることで効率的に発見能力が磨かれます。

 

 ②読む力を鍛える。

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読むとなったら時間がかかってもいいので、簡単な問題の一問をとことん読み尽くしましょう。正解手段をみつけても「相手がこうきたら?」と対応手段すべてを検証しましょう。また失敗手段についても様々な筋を考えましょう。そうすることで対応能力と相手の手段を考える癖がつき、読みの総合的質があがります。

ただしこれも最終的にはスピードを意識しつつ質の高い読みを維持できるように心がけてみましょう。

 

 ③少ないエネルギーで読めるようにする。

最後なんですが、そもそもなぜ詰碁が必要なのか。部分的な問題で実戦にそこまで同じ形に出会うことがないではないか、と思われるかもしれません。

PCで例えてみましょう。昔のPCと今のPCでは大きな違いがあります。それは何でしょう?

それは処理速度です。

簡単な立ち上げ一つとっても、昔のパソコンだと3分、5分、かかることもざらだったのが、現在は数秒単位。

詰碁や手筋が早くできるようになること。これは処理速度を上げることになります。

今まで5分、10分かかって正解できたところを数秒で正解できたら?

もっと盤面の大事なところに意識を傾ける余裕ができますよね。

処理速度を上げることは全体の質を高めることにつながるのです。

だからこそ簡単な問題の処理能力をあげることは、囲碁全体の質の向上、基礎体力の向上へと結びついてきます。

これはどんなにAIが発展しても、手法が発展しても変わらないでしょう。

つまり、詰碁や手筋がそのままできるから詰碁や手筋をやるわけではなく、(もちろんそういう意味もありますが)処理速度をあげることで全体のレベルアップが測れるから、簡単な問題をやりましょうということが本当に大きいのです。

5級の詰碁を処理するのに10分、20分かかっていては、形勢判断にエネルギーを回せません。作戦にエネルギーを回せません。

問題を初めて見た問題、最初はそれくらいかかってもいいです。でも最終的には処理スピードをあげることを意識しましょう。繰り返し何回もやりましょう。

繰り返すことでしか人間は処理速度をあげることはできません。

仕組みと理由がわかれば、あなたは前に進めると信じています(n‘∀‘)η

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明日3月22日は楽人生放送です(n‘∀‘)η

こんばんは!

明日の3月22日20時からは!YouTubeにて楽人ちゃんねるです!

これぞプロ!厳しい一手から学んでいきましょう!

下記URLより見ることが可能です!(*´▽`*)

よろしくお願いいたします

囲碁上達のために。正しいヨセだけが正解とは限らない~終盤は心のぶつかり合い

こんばんは。豆腐の角です。

囲碁は序盤の無限な広さと個性、中盤の石のぶつかり合い……

そんな華やかな中で終盤というのはなんとも地味で敬遠されがちです。

計算と最善だけ、そこに個性もなく大きな変化がなくて面白くない。

しかし本当は一番勝負が揺れ動くのが終盤であり、終盤が強い人が碁の強い人と言われています。また終盤は勝負のドラマがとても多い分野で少しわかりだすと面白くみえてきます。

 

 

それに終盤は序盤よりも手数が長い。150手あたりからヨセに入る碁や、碁によっては100~130あたりでもヨセに入ることがあります。そこから50手、80手。意外と長いんです。

 

勝負の六割を決めてしまうといっても過言ではありません。

序盤で優位を掴み、中盤で優位を維持。

 

この優位を如何に維持し終局までゴールを決められるかが勝負をもっとも決める力といって過言ではありません。

「優位」は「勝った」ではないのです。

 

 

どんなに形勢が良くても、終盤の締めが悪いと逆転をくらいます。そして終盤がもっとも石が混んでくるため事件が起きやすいのです。

 

 

もしあなたが形勢20目いいとして、終盤で少し緩んで10目詰められました。あなたは終盤が苦手です。そんな状態だとあなたの精神状態はもうパニック。

 

ミスを連打して逆転負け。そして決め台詞は「ああ~中盤まではよかったんだけどなあ」です。

いやーこれ実は私もそうだったんですよ。だから皆さんの気持ちは痛いほどわかる。(;・∀・)

 

終盤での考え方は単に最善のヨセを打てばいいというものではありません。

優勢なら優勢を如何に維持するのか。ドライにどんどん形を決めて、自分が間違える可能性のある「マギレ場」を消していくことです。

逆に形勢が悪いなら相手の計算を狂わす力が求められます。

 

つまり形を決めないように心がけ、不安要素・不確定要素を作ることです。

 

不安要素や不確定要素ができると人はどうなるでしょう?今の日本社会がそれを教えてくれています。

 

コロナという謎の感染症から起こる不確定な情報の交錯。それによるデマが人々を買い占めや様々な人災を起こしてしまっていますね。

 

 

不確定かつ不安要素が多くあり、答えが見えない状況になると人は間違える可能性が高まります。

 

優勢だとあなたはその優勢を守りたくなる。だから不確定要素をつぶすのが王道ですが、しかし不必要な守りを入れてしまうと、そこで数目単位のロスが起きます。

 

それが積み重なると「ああ、もう間違えられない」というプレッシャーがかかります。

級位者の方は不必要な手を打ちがちで、20、30目が終盤で逆転されるなんてことも全然あります。

そういう攻防、心のぶつかり合いがもっとも起きるのが終盤なのです。

もしあなたに個性がないなら?終盤を磨くことをオススメします。

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