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布石が楽になる囲碁初級布石講座「戦うか戦わないか」

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こんにちは。ブログにて今回19路の布石について書いていきます。

19路初心者向けではありますが、何も考えず布石をただ打っている、と思っている方は是非見ていただきたい内容となっております。

 

 

まず布石の基本は空きスミです。地を作るための拠点となる所ですので、ここの前提をまず理解しましょう。

拠点をお互い取り合ったら、拠点の仕組みを学ぶ必要があります。

右辺の黒は星の拠点ベースが向かい合っていますね。この場合右辺は黒が有利に戦えて、黒地が作りやすい。そして白地は作りにくい場所となります。

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向かい合っている白□の中に黒が○と打った手を割うちといいます。この左辺で黒大きな黒地はできにくいです。なぜなら白の拠点がいるから。つまり左辺は頑張っても結果が出にくい場所ということです。

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黒1に白2とハサミがきました。いざかかってはみたものの、級位者の多くの方はハサミを打たれたら「どうしよう」ってなられる方が大半。対策立ててないのになぜかかった(^_^;)と思いますが、実際多いんです。ここで困った人の多くが選ぶ手が……

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黒1のトビなんですが、この手は逃げようとされて、というのと、自分が知っている簡単な手だから、という心理が働いて打たれたのだと思います(^_^;)

ただ実はこれ逃げる手じゃなくて戦う手なんですよね(^_^;)

黒1とくれば多くの人が2と打ちます。6まで黒は相手にお金を与えて、その間に5まで壁をつくりました。

この壁を活かすためには7とハサミ、この白を攻めることで先に支払ったお金を取り戻さねばなりません。でもこれってたしかにある手法なんですが、しんどそうですよね。だって左辺って白の拠点のとこですから。

 

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前図7でやりがちなのが黒1。これは一番最悪です。白2と打たれて上辺と左辺両方稼がれました。その間に黒は?何も得ていません。

これを選ばれる方は人のいいなりになったり、騙されやしないかすごく心配です(^_^;)

逃げたいという主張しかなく、何を対価に何を得るの?というポジティブな主張がありません。

 

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さて、わたしがオススメしたい楽な打ち方、それが黒1両ガカリです。

これは左辺の黒はあげます。そのかわり上辺をもらいますよという手法です。

難しいこと言っているようですが、考え方はシンプル。「左辺は白多い。じゃあ戦ってもしんどい。じゃあ左辺では戦わず、別の有利なところで戦いたい」

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白2、とくれば3。白4なら5などお好きなところへ。これで黒は左辺はあげましたが、上辺、下辺、右辺と有利に戦えるゾーンを作りました。白が有利に打てる場所は左辺のみです。

囲碁の布石はシンプルに「儲かるなら戦う、儲かると思わないなら闘わない」で構いません。自分の有利に打てる場所を作り、そこで待ち構えていたらいいのです。

ちなみに4までは定石です。

 

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どうでしたか?布石を難しく考えすぎていませんでしたか?

あなたが打ちやすい打ち方をすればいいのです。

ただし、楽に布石を打ちたいなら、戦って有利か不利な「場」かを見極めることです。

定石はたくさん覚える必要はありませんが、大雑把にわけて、戦う定石と、戦いを避ける定石の二つを学べば、布石では楽に囲碁が打てるようになるでしょう。

ありがとうございました。